鉄 道

愛 媛


 下灘駅


   訪問日


 2014年 5月


詳 細


 愛媛県 伊予市にあるJR四国 予讃線の駅です。
 以前はホームの下すぐに波が打ち寄せる程海岸に近い「日本一海に近い駅」だったそうです。
 現在は海を埋め立てて国道が通っているので、若干海岸から離れてしまっています。
 それでもホームに立てば目の前に壮大な伊予灘が広がっています。

 この駅は「青春18きっぷ」のポスターに何度か採用されたり、映画やドラマなどのロケ地にもなっているので
 鉄道ファン以外にも知られた駅となっています。
 特に夕日の時間帯になると多くの観光客が訪れます。

 簡易委託駅ですが受託していたタバコ店が店じまいしたらしく実質、無人駅となっています。
 駅舎は1935年開業時からある木造で、現在は使われていませんが出札口もあります。
 開業時は終点だった為、構内は広く側線もあります。また、予讃線の新線が開業するまでは1面2線だったそうです。

 毎年9月の第1土曜日にはホームをステージにして「夕焼けプラットホームコンサート」という音楽イベントが
 催されています。新線(短絡ルート)開業でこの区間が廃線になるのではという危機感から始めたそうです。

 松山市内から1時間弱と近い事もあるので、道後温泉のついでに寄ってみてもいいかなと思います。


行き方


 松山市内から国道56号線を南下し、伊予市で国道378号線に入り海沿い(夕やけこやけライン)を
 行けば道沿いにあります。
 下灘の集落より1kmほど手前にあります。また、駅前の旧道は細いので注意が要ります。
 駐車場は駅の横に小さな広場があるのでそちらに停めれます。






駅舎です。
開業当時から改装しながら使われています。












「青春18きっぷ」のポスターにもなった出札口。




ホームで談笑中の地元?の方々。
ローカル駅はこういう雰囲気がよく合っています。












ここからは夕方。












列車と。




伊予灘に沈む太陽。
落ち着いた時間をゆっくり楽しむ事ができます




また来たいなと思える駅でした。






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